ディスポーザーの性能比較

目次

まずはメーカー別の性能比較表をご覧ください。

日本下水道協会下水道協会認定製品比較表 2021.6月最新版
日本下水道協会下水道協会認定製品比較表 2021.6月最新版
日本下水道協会適合評価及び製品認定を受ける6社(パナソニックは2030年撤退表明)
当社は家庭用ディスポーザーの国産メーカー比較を基準にしております。ご要望に合わせたご提案を致します。
既に設置している場合、どのメーカーをつけているかわからないご家庭も数多くいらっしゃいますが、認定商品は検査基準を満たしている国内6社に限定されるため、より納得できる商品のご紹介が可能です。自動配管機能はつまりの原因の配管洗浄をしてくれる魅力的な機能です。

比較といっても様々。
わからない方は第一に破砕性能を比較してください。『なんでも粉砕してくれる』『生ごみならほぼ投入可能』なフロム工業がおすすめ。
第二に大きさも考慮しましょう。特に『引き出しタイプの方』は、外寸の高さ・幅を考慮したディスポーザーを選びましょう。テラル製の最新機種(DSP-75H)やフロム工業製の(YS7000Ⅼ)、LIXIL製ミニポ等が対象です。
又、自動配管洗浄機能は配管のお手入れを確実にしてくれる機能の為、ついていると掃除も楽です。フロム工業製(YSシリーズ)や、テラル製上位機種(DSP-250HD)にしかついていません。
又、静音重視の方はハンマーミルと比べ、ブレードミル・チェーンミルの方が静かですが、日本社製ではあまり差はなく、静音になる代わり破砕性能が多少落ちることも視野に検討していきましょう。海外製のエマソン製も比較的静かです。

M社とF社のディスポーザを動画で比較してみた

①M社ディスポーザーに枝豆投入

M社ディスポーザーに枝豆投入
M社ディスポーザーに枝豆投入

②F社ディスポーザーに枝豆投(本体スケルトンで説明)

F社ディスポーザーに枝豆投(本体スケルトンで説明)
F社ディスポーザーに枝豆投(本体スケルトンで説明)

設置にあたってのご確認

本体タイプは大きく2種類があります。

  • 蓋式スイッチ型(国産で使用される形式。蓋を締めてからスイッチを入れて稼働するため、小さなお子様のいるご家庭にも安心)日本でメインの方式です。
  • 連続投入式(海外製品で使用される形式。水を流しながら連続で投入でき、パワーに優れます。)海外でメインの方式です。
一般社団法人日本ディスポーザー協会
連続投入式ディスポーザー
一般社団法人日本ディスポーザー協会
蓋式ディスポーザー

​国産と海外製品

世界シェアは海外製品がほとんどであり、パワー等の信用度も高く比較的安価での購入も可能です。
中でもアメリカのエマソン・エレクトリック社が世界で75%以上のシェア率を誇り、国産メーカーも世界最高の商品と認めるほどです。
国産ディスポーザーも技術と安全性に高い評価を受けており、近年は多種に渡り、製品開発が進んでいます。
現在、日本下水道協会の基準適合評価及び製品認定を取得しているメーカーは、国内で2023年6月現在は4社に絞られます。

​ディスポーザーの法規制

各市町村の条例に委ねられます。「自治体名+ディスポーザー設置」などで検索をいただくか、ご不明な場合はお問い合わせください。

  • 関東エリア​(​神奈川、東京、千葉、埼玉、群馬、茨木、栃木)
  • 中部エリア(福井、長野、静岡、静岡、愛知、岐阜、三重)
  • 関西エリア(大阪、京都、奈良、兵庫、滋賀)
  • 九州エリア(福岡、佐賀、大分、熊本、長崎)

県・都・府単位や市区町村単位で、「要項」、「要網」、「禁止」、「お願い」等様々な表現で記されていますが、社会実験済の地域は推奨していたりと、エリア別で調べても実際理解がしにくいです。「単体設置がしたいけどわからない」なんて方も沢山いると思います。ぜひお気軽にご相談・ご質門下さい。

粉砕方式の違いによる機能比較

生ゴミの粉砕方式によって動作音、粉砕力、メンテナンス性が異なります。現在の主流は粉砕力の高いハンマーミル方式ですが、その他方式にもメリットがあります。それぞれの粉砕方式についてご案内いたします。

粉砕方式        ハンマーミル方式チェーンミル方式ブレードミル方式
粉砕室
画像
ハンマーミル方式の粉砕室|ディスポーザーチェーンミル方式の粉砕室|ディスポーザーブレードミル方式の粉砕室|ディスポーザー
粉砕力
振動・動作音
採用
メーカー
フロム工業
スキューズ
ISE(エマソン)
パナソニック
2030年で事業撤退予定のため取り扱いを控えています。
マックス
担当者より
コメント
粉砕能力が高く、比較的硬い生ゴミも処理できるので多くのディスポーザーで採用されています。振動・動作音が大きめですが、機種によってはかなり静かなものもあります。パナソニックディスポーザーに採用されており、ハンマーミルと⽐べて噛み込みが起こりにくいのが利点です。振動、動作⾳も⼩さいです。マックスディスポーザーに採用されている方式で、最⼤の魅⼒は、粉砕部を取外して丸洗いできる点です。
粉砕方式で比較

給水方式は全部で3パターン

ディスポーザーは本体に給水しながらの使用になりますが、この給水方式には3パターンあります。現在お使いのディスポーザーと同じ給水方式からお選びいただくのが良いですが、別の方式に交換することも可能です。各方式の特徴についてまとめましたので、商品選びの参考にしてください。

手動給水タイプ

手動給水タイプとは|キッチン台所水栓はそのままでディスポーザー単体の交換が可能です

特長最もポピュラーで低コスト最もポピュラーな給水方法で、国産ディスポーザーのほとんどがこの方式を採用しています。

キッチン水栓から水を出しながらディスポーザーを使用する必要があります。キッチン水栓とは直接繋がっていないので、故障等で交換が必要となった際は、ディスポーザー本体のみの交換ができるため、交換コストを低く抑えられます。

分岐自動給水タイプ

分岐自動給水タイプとは|キッチン台所水栓の交換と電磁弁の設置が必要となります

特長キッチン水栓の交換が必要な場合もディスポーザー使用時にキッチン水栓から水が自動で吐水されるタイプです。自動給水では一番多いタイプとなります。

ディスポーザー交換時には、専用の電磁弁とキッチン水栓から分岐できるアダプターの設置が必要で、多くの場合はお使いのキッチン水栓からの分岐はは出来ず、ディスポーザーと一緒にキッチン水栓も分岐対応できるものに交換が必要となります。

キッチン水栓については分岐アダプターに対応したものしか取り付けできないので、選択肢は限定されます。

全自動給水タイプ

全自動給水タイプとは|電磁弁と逆流防止装置の設置が必要となります

特長キッチン水栓からの吐水はありませんディスポーザーに直結された給水管から給水されるタイプなので、キッチン水栓の交換は不要です。
自動シャワー給水タイプ同様に、ディスポーザー使用時は自動で給水がされるのは便利です。また本体に直接給水されるため、シンク内での吐水は必要なく、水が飛び散ったりすることもない点は利便性を感じるかと思います。
全自動タイプを設置する場合、逆流防止装置(バキュームブレーカ)をシンクの平らな部分に別途取り付ける必要があります。

設置条件

設置に関しては業者に依頼する例がほとんどですが、自身での設置も比較的簡単です。

  • まずは排水溝の淵までの直径が通常タイプの181mmであることを確認しましょう。それ以外の規格、形状の方は本体以外の付属品の購入が必要ですので設置業者に聞くか、無理せず設置を依頼しましょう。(下記動画参照)
  • シンク下が扉タイプか確認しましょう。引き出しタイプの場合は戸袋の関係で加工が必要になる場合があります。設置業者に聞くか、無理せず設置を依頼しましょう。
  • 集合住宅にお住まいで既設のディスポ―ザ―のご交換は、2018年4月よりお客様がメーカーを選べるようになりました。(選定自由化)

ご家庭のディスポーザーの交換やメーカー比較をしたい方、今のディスポーザーに不満を感じている方はぜひ自動洗浄機能の威力を動画でご覧になってみてください。

各ディスポーザー使用有無による生ごみに関する家庭内支出の比較
一般社団法人日本ディスポーザー協会
  • 全国でごみ袋1枚当たりの値段を算出すると、40円でした。
  • ディスポーザー使用時(生ごみ以外は通常通りごみ袋を使用)月204円
  • ディスポーザー不使用時(通常のゴミはごみ袋使用・生ごみはごみ袋や三角コーナーネットを使用)月920円

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